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Posted by ミリタリーブログ at

2014年11月23日

旧軍 義烈空挺隊風装備(機関短銃)



今回は以前にまとめとして組んだ
の派生、改良版、「機関短銃手」装備の紹介になります





機関短銃手再現に際し、百式機関短銃の後期型を新たに職人さんに注文、入手しています

被服は迷彩色を諸説ある中で各種文献、ネットソース、ビジュアル資料、迷彩効果等から総合して判断し「緑色」を選択、濃緑色塗料(ペンキ)を刷毛塗りしており、先回黒色(墨説)から変更しています。
現段階での個人的見解は‬
‪・証言や一次資料には墨などどうしても色相として黒が出てしまう迷彩であったという記述はなく淡緑色という記述はある‬
‪・補修塗料がある航空基地で申し訳程度の視認低下の為わざわざ迷彩用に墨を大量に用意する必要性‬。ペンキであれば色止め等の必要もなし
‪・完全な染めでなく、迷彩効果として差し色であれば淡緑の方が効果が期待できる。
‪・夜間作戦以降にも各人現地任務あり
・淡緑色、というのは濃緑色塗料を被服に塗った際に薄まる為

#追記
出撃3日後、5/27日付の朝日新聞(共同新聞)のソースを発見しました。
それに加えて、空挺館の方の記事ソースも得られましたので、掲載しておきます。
以下掲載








追記


「義烈空挺隊の晴姿」
2018年8月のコミックマーケットにて頒布された同人誌です。
最新の研究レポートで、知らなかった情報、写真資料、改めて気付かされる考察など非常に濃い内容でとても参考になりました。
今後の頒布展開はわかりませんが、現在は委託販売等されているようです。
最近始めた、これから始めようと思っている方にはとても頼り甲斐のある一冊かと思います。

本文

これに際し被服も思いきって新調しています
新規被服には義烈隊でよく見られる追加の腕ポケットを取り付けています
ポケットについては実際のものはミシンで縫い付けられているようだったので(仕上げが綺麗)一度ポケットパーツにミシン掛けをしてから裁縫用接着剤にて接着、強度が心配な部分は軽く針を通してあります
蓋は雑嚢を参考にしたヒモ蓋スタイルに、内容物は手榴弾かと初めは思っていましたがよく確認すると明らかに箱状、ということでショートのタバコサイズが適当のように見えたので、貰ってきたタバコの箱を詰めています(非喫煙者故・・)

後方は背嚢が追加されたことで雑嚢が下に下がった以外は先回と同じレイアウトです
前方も多く踏襲していますね

大刀を差しており、銃剣は除いています
大刀については写真資料の各部形状から考察し、結果制式軍刀でない物を使用していますが、実際どうだかはよく分かりません


今回のメイン装具、弾倉嚢
百短の弾倉嚢ついては現状入手困難な軽機関銃用二本弾倉収容嚢(甲型?)の他、長らく把握できていなかったのですが、最近になってミリブロで義烈について熱心に調べていらっしゃる方のレポートで大まかな形状を把握することが出来まして、これを元に資料画像とにらめっこしながら製作しました
資料を見ていると腹回りにフック状の物が確認できたのでここからサスペンダー付きの弾帯に落とし込みました
構成は56式弾帯等を参考にしています
フラップは付いておらず、弾倉自体は袋状の弾倉入れの個々にゴムバンドを設置しているのでこれと、上から巻く弾帯で仮固定されるようになっています
余程の事がなければ抜けはせず、かつ取り出し自体もストレス無く行えるので、スピーディーな再装填が可能です
この装具自体が強襲作戦に際して自作、もしくは専属の装具製作担当が制作した物のようですが、昨今のタクトレなどに通ずるかなり実践的な装具のように思います
ゲームでもこれは効果的ですね

弾倉収納本数については実際は8本収納ではないか?ということでしたが、MP5マガジンが小型な上にRがあまり付いていない事もあって10本収納になっています



十年式信号拳銃嚢
こちらはオクで運良く入手出来たもので、実際の写真では確認しやすい所で隊長さん、以下幾人かの隊員が装備しているのが確認できます
よくイラスト資料などで見られる謎の二丁拳銃スタイルはこれの存在が関係しているようです

造形は浅いフラップとシャープな外見がカッコイイです
古いものであったので負革については使用に耐えるもので無いと判断し、取り替えてあります

信号拳銃自体は無い、と言う事で百均のカネキャップリボルバーにランヤードリンクを追加して入れています



P37ハバーサック

イギリス軍からの鹵獲品の小型バックです
アタッチメントの交換で背嚢、肩下げスタイルに変身できる仕様です
実際の写真ではこの仕様を利用して各々、各部位に装着しています
有名な所だと首から前身に下げる例でしょうか


織出帽章付略帽

古鷹屋さん製、義烈隊で装備例を良く見られる略帽を製作して頂きました。
古鷹屋さん製略帽は帽体が自然と高くなり非常に格好が良いです。




メインの百式と腹回りにマガジンが巻かれる都合や、可動自体にあまり支障が出ないレイアウト、迷彩等、重装備ですが割りとゲームにも良さそうな装備ですね

さて、一年程通して旧軍の陸軍空挺装備を進めてきましたが、これで各隊装備がある程度は納得の行くものになりました・・;
というわけで、これにて一旦〆ですね
結構急ピッチで進めた感があります; ちょっと財布を痛めつけすぎました;

今後はちょこちょこ装具を集めて、いけそうであれば各隊のバリエーションに手を出していこうと思います~

というわけで義烈空挺隊風装備(機関短銃手)の紹介でした

追記






先日PHSで出会ったショップ主宰様から頂いた「亀の甲ボタン」の販売ショップ情報を元に、これを購入。
空挺用弾帯のボタンをドットボタンから亀の甲ボタンに変更しました
これで再現度が向上です
小銃用弾帯との相性もよくなりました
小型で簡素なドットボタンよりも力強い印象になり、大満足です・・!




軽機関銃弾倉嚢・甲

義烈隊で機関短銃と合わせた使用例が確認できる装具、代用弾倉嚢の一つかと思われます
デクノボー=サン製 十一年式弾ごうもですが、大変美しい仕上がりで部屋を彩ってくれています。

弾帯、弾倉嚢二次改修
双方作り直しました





義烈強襲合わせ

PHS6




PHS7








PHS8






義烈空挺娘





追記

2015年8月4日放送の戦後70年企画番組におきまして、10分の義烈空挺隊の特集が組まれておりました。
カラー映像が大きな目玉ではありましたが、作戦内容から決行までの流れをきちんとした説明と共に各隊員の紹介や関係者証言、突入時のシミュレート、習志野空挺館など濃密な紹介内容で大変ありがたいものでした。
カラー映像の方は専門家と空挺館の装備展示取材からマニュアル彩色したものということで、手描き迷彩色は諸説がありましたが、「緑色」になっています。
緑色のソースは当時の新聞と従軍証言などがある様だったのですが、原盤は未確認(オクで見かけたのですが、高騰で手が出せず)で不確定ネットソースを確認していたのみでした。これらの原盤か他何らかの根拠資料が出た感じでしょうか

そしてこれにより各員の表情、装備が鮮明になりいっそう魅力的に映っています・・
改めて、素晴らしい特集でした。



















8月15日、NHK放送のカラー映像番組冒頭より

こちらも彩色により各装備の把握がしやすいです






こちらも参考に・・  

Posted by DEI at 19:51Comments(13)装備まとめ